皆さま、おはようございます。
早くも6月に入りました。今日は本格的に梅雨に入る前の最後の晴れ間でしょうか?
早く梅雨を通り越して、好きな夏が来てほしです。
さて、前回の続きで、やはりキューバ から米国に亡命した ARTURO SANDOVALというトランペッターのご紹介です。
彼の魅力は技量はもちろん凄いのですが、煌めくハイトーンかと思います。
やはり前回のパキートと同様、キューバ の国民的バンド、イラケレの出身です。今、思うとイラケレにはとても素晴らしいミュージシャンが大勢在籍していました。
この当時のイラケレを生で聴いていたら、音圧で即死していたかもしれません。
このアルバムはラテンというよりもソウルやオペラ歌手とのデュエットで、要は彼が一緒にやりたいヴォーカリストとやりたいアレンジで作ったといった感じなのかなと思います。
1曲目のSTEVIE WONDERのDon't You Worry About A Thingはなんと懐かしい、ディスコサウンド!
このアレンジがメチャメチャ、かっこいいのです。
やはりアーティストというのは、自分がやりたいことをやっている時が一番生き生きとしている。
もちろん彼の超絶ハイトーンも十分に堪能できます。
どのジャンルの曲でも自分の持ち味を確実に出せるというのは、相当技量がないと成せる技ではありません。
アルバムの最後はやはりラテンで締める。
同じくキューバ を故郷にもつ、CELIA CRUZとのデュエット、QUIMBARAはやはり血が騒いだのでしょう。
(動画のQUIMBARAはかなり楽しいし、ARTURO のソロは短いですがとても情熱的です。)
とても暑い演奏です。
早く暑い夏が来ないかな。
それでは今日も良い1日をお過ごしください。