別に浮気しているわけではありませんが、最近、JAZZのレコードやCDも買っています。特に女性ヴォーカルやピアノトリオがいいですね。何か行き詰まった時に聴きますと気持ちが和らぎます。
 さて、本業です。今朝はCeleste Menosaという歌手のアルバム紹介になるのですが、情けない。僕はこの歌手のことをあまり良く知りません。このアルバムもジャケットが気に入っていて部屋に飾っていたものです。おそらくオムニバス盤なのでしょうか、オルケスタのメンバーにBebo ValdesやRafael Somavillaといった名前がクレジットされているところから、60年代位の収録が中心なのかもしれませんね。
 でも選曲のセンスはなかなかのものです。Jose Antonio MendezやIgnacio Pineiroの曲なども収録されています。Echale Salsitaなんかほのぼのとしていていいですね。ボレーロからマンボまで多彩に歌いこなしてることから、かなりの実力者に違いありません。特にグアグアンコーの女王というのが彼女の代名詞ですので、ルンバもなかなかのものです。
 先日、以前に書きましたが、下北沢ボデギータさんにおじゃました際に、Celesteの映像を見せていただきました。(これは貴重!)ルンバを歌いながら踊る姿はまさに褐色の弾丸!踊りもちょっとフラメンコっぽい要素も見受けられ、僕は興奮しましたね。
 CelesteのCDはなかなか市場では見受けられませんが、こういう素晴らしい歌手がまだまだいることがキューバ音楽の層の厚さを物語っています。発掘する楽しみがあるわけです。

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