朝、コンビニに買い物に行く途中、紫陽花が綺麗に咲いてました。子供の頃は梅雨は雨降りで外遊びができず嫌いでしたが、この年になると情緒があっていいなと思えるようになってきました。
 さて、今日はキューバが生んだ偉大な女性歌手、CELIA CRUZのCDを紹介いたします。僕がCELIAの歌を初めて聴いたのは、FANIAというニューヨークのSALASAレーベルのレコードです。ジョニーパチェーコやウィリーコロン等と吹き込んだ一連の作品でしたが、お恥ずかしながら、僕はセリアはてっきりニューヨリカン(ニューヨークに移住してきたプエルトリコ人)だとばっかり思っていました。当時のミュージックマガジンなどの音楽雑誌を読んで、彼女がキューバ人であること知りました。
 このCDは随分前に発売されたものですが、キューバ時代、彼女の育ての親とも言える、SONORA MATANCERAという楽団と吹き込んだ作品です。FANIA時代の頃と比較して年が若かかったせいもありますが、とてもみずみずしく、伸びやかな歌声がとても健やかな気持ちにさせらます。どの曲も彼女のキューバ時代の代表曲ですが、特に好きなのはMI BOMBA SONO、MANGO MANGUEといったノリの良いサルサ調の曲です。
 今では入手困難なCDであるかもしれませんが、キューバ時代のCELIA CRUZという歌手を知るにはベスト盤とも言えるかもしれません。 

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